2005.03.05〜06 加賀温泉(石川)

<最初に>
昨年の12月に行った城崎ではあまりにも貧相なカニだったので、
(城崎のカニ全てが悪いのではありません。私の参加したツアーは当たりが悪かったみたいです。)
今度はぜひ、もう少しいいところで、おいしいカニを!と、団体ツアーではない旅行をして来ました(^_^)v

1日目<3月5日>

京都駅から特急サンダーバードに乗ると、
2時間弱で加賀温泉駅(石川県加賀市)に
着きました。

駅を降りると、各温泉旅館のお迎えの人たちが旗を持って、
ズラ〜っと並んでいらっしゃいました。
こんな光景はドラマの中でしか見たことがないので、とてもおもしろかったです(^^ゞ
ガイドブックを何度も見ていたので、知っている名の旅館ばかりでした。

「花つばき」
加賀温泉駅の周辺の、山中・山代・粟津・片山津温泉の4つの温泉郷の中で、
私たちが宿泊したのは、山中温泉の一番奥にある旅館「花つばき」です。
チェックインを済ませると、
お部屋で抹茶を頂きました。
14:00からチェックインできるので、
ゆっくりできます。

※しかもチェックアウトは11:00

 
「白鷺湯 たわらや」日帰り入浴
山中温泉街にある「白鷺湯 たわらや」に行ってみました。
泊まり客でなくても、入浴できるので嬉しいです。
最初から、誰も入っていなくて貸切状態だったので、撮影してきました(^^)
大浴場 露天風呂
山中温泉を流れる「鶴仙渓(かくせんけい)」を眺めながら、
ゆっくりと温泉につかることができました。
明るいうちからお風呂に入れるって、とても贅沢気分です。
お湯も熱すぎず、ぬるすぎず最高です(^^)v

あやとりはし
山中温泉街に突然現れたちょっとドギツイ色の橋です(^_^;)
ここを渡ると、鶴仙渓の遊歩道が始まりました。
橋の隅に残っている雪がわかりますか?
でも、温泉で体が温まっているので、寒さは感じられません。
 
鶴仙渓(かくせんけい)
少し暗く写っていますが、とてもきれいな流れです。 
こおろぎ橋
山中温泉の代表的な景勝地のひとつですが、
渡り終わってから、「こおろぎ橋ってどれ?」と思い、
地図を見て「これがこおろぎ橋だ!」と気が付きました(笑)

「あやとりはし」の方はあまりにも目立つ橋だったのに、
この小さな橋は、自然の中に溶け込み過ぎです(^_^;)

「菊の湯」前の足湯
鶴仙渓の遊歩道を歩いているうちに、
温泉で温まった体もすっかり冷めたので、
足湯に浸かってみました。
足はポカポカ、でも、上半身は寒〜い…
栢野大杉(かやのおおすぎ)
樹齢2300年だそうですが、その頃からこの杉の木は、
この世界を眺めていたんですね。すごい歴史です。
2300年前って…縄文時代!

木の全景を撮ろうと思ったのですが、
とてもカメラに入りきることができませんでした。

このあと「花つばき」に戻って、「花つばき」自慢の野天風呂「湯畑」に入りました。
「湯畑」については、明日のレポで書きますが、
2004年1月18日放送
「鉄腕DASH」の「 露天風呂いくつまわれるか!? 」で
TOKIOの山口達也君と国分太一君が入った温泉です♪

楽しみにしていた夕食〜☆
お部屋食です。
きれいに撮れないので、1品ずつ撮り直しました。
全部は載せていませんが、見た目も美しく、
どれもおいしかったです(^O^)
あこがれのカニ(笑)
身がぎっしり詰まってます。
お皿もステキ。
ひな祭りの雰囲気漂う、
女の子らしい可愛い取り合わせ。
ツバキの敷紙もきれいです。
カニのグラタン。熱々です。
写っていないのですが、
木の葉の形のフタが可愛い。
 
    グラスは「ゆずワイン」
温かいものは温かく。
その言葉通り、熱々でした。
幸せです(*^_^*)
ご飯の蒸し物です。
小さな竹の子の皮がとても可愛くて、
春を感じます。
桜のムースの中には
桜の花びらが入っていました。

夕食後には大浴場に行きました(これで今日は、温泉3回+足湯1回)。
ここも誰もいなくて貸切状態でした。
とてものんびりした1日を過ごすことができて、満足です(^^)

2日目<3月6日>

これが上でも紹介した「花つばき」自慢の野天風呂「湯畑」
2004年1月18日放送
「鉄腕DASH」の「 露天風呂いくつまわれるか!? 」で、
TOKIOの山口達也君と国分太一君が入った温泉です。

川がすぐ下に広がっていて、驚くほど開放感があるお風呂です。
この2つは女湯ですが、ここは「浴衣」を身に付けて入浴します。
バスタオルくらいの大きさの布にスナップが胸と腰のあたりに付いていて、
パチンと留めるようになっています(体に合わせて調節可能)。

左側のお風呂の横にもうひとつドアが付いていて、そのドアを開けるとそこは混浴です。
混浴用のお風呂の方が数も多いし、広そうなので入ってみたいけど、
「浴衣」を着ているとはいえ、男性からジロジロ見られないかな、と心配でした。
  注)「絶対に誰も見ないよ〜」は禁句です(笑)
もし、会社の慰安旅行風の男性の集団がいたら、その場合は女湯に戻るつもりで、
思い切ってドアをそぉ〜っと開けてみました。

開けてみると、入っていたのは若いカップルと、
年配の夫婦の、2組だけでした。
(昨日の夕方も今朝もたぶん同じ人たちだと思います)
男性も、もちろん腰に「浴衣」を付けています。

←これは入り口近くにある、
立ったままで入れる深いお風呂で、
奥に見える木の向こう側にも、
川に沿ってまだ2つのお風呂がありました。
その2つは普通の深さで、
お湯の温度が微妙に違っていました。

夕方入ったときはまだ明るかったのに、徐々に日が暮れていく様子を眺めながら、
朝は快晴の空を見上げたり、流れる川を見つめながら温泉に入りました。
日頃なら一番忙しい時間なのに、今回は本当にのんびりと過ごすことができました。

しかも、朝は2組の先客が木の奥に行ってしまったので、
こうして写真を撮ることもできました(^_^)v
素晴らしい温泉でした。
 
入浴後の朝食
熱々のカニの味噌汁、蕎麦、温泉たまご、茶碗蒸し、
朝からしっかり頂きました(^^)

「花つばき」をゆっくりチェックアウトしてから、
山代温泉まで行き、温泉たまごを買いました。
源泉で1晩つけて作るそうですが、
常温で2〜3週間も日持ちするそうです。
とろりとしておいしかったです。
あ、でも、朝食でも食べたんだっけ(^_^;)

那谷寺(なたでら)
山門をくぐると、思っていたより広いお寺でした。
大きな奇岩の間に鳥居が立っていました。
世界のガラス館(写真は地ビール館)
ガラス館には可愛い小物がたくさんありました。
ビールも、たくさんの種類がありましたが、
とにかく人が多かったので、ビールもあきらめ、
ガラス館もあまり見ることができませんでした。
ホテル アローレ
片山津温泉の高台にあるので、
柴山潟を望むには絶好の立地だと思っていましたが、
実はこれは柴山潟ではありません。
ホテルの池?(ガラス越しに撮影しました)

対岸に立つ木とその背景の
うっすらと雪を乗せた山々が作る景色が、
とてもきれいでした。

お蕎麦もおいしくて、
久し振りに食べた「ふきのとうの天ぷら」の
ほろ苦さは忘れられません。

ゆっくりとした昼食タイムでした。

ただし、ここで入った温泉はがっかりでした(^_^;)
露天風呂というのに、しっかりと壁で覆われて、柴山潟などひとつも見えませんでした。
その上、子供が4人くらい遊び回っていて、それを親も注意しない。
温泉はプールではありませんよ〜、他の人の迷惑を考えようね〜…
遊びたい気持ちもわかるけど、静かに入りたかったです。

<最後に>
この季節なのでお天気は全く期待していなかったのですが、快晴でした!!
おいしいお料理と温泉(混浴初体験のオマケ付き)にも、とても満足しました。

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