2009.05.23〜25 松江・玉造温泉、ホーランエンヤ(島根)

<最初に>
新型インフルエンザの影響で、関西の中学生が修学旅行を中止!というニュースを見たときに、
私たちは出かけていいものかと迷いました。
一緒に行く次女は神戸で勤務していますが、なんと出発の3日前に、発熱!
旅行どころか、京都の感染者第1号になるかと覚悟しましたが、
普通の風邪ということで、無事に回復、出発することになりました。
今回は、姉の家族とも現地で合流することになりました。

1日目<5月23日>
京都駅から出雲行き高速バスに乗りました。
このチケットは1ヵ月前からネット予約していましたが、
新型インフルエンザでキャンセルのことばかり考えていました。
…このことで(準備不足)、数々の失態を演じたのです(^^ゞ

最初は京都→松江駅の切符を申し込んでいました。
でも、1日目の観光で、「玉造温泉」に行くことにしたのですが、
高速バスが「玉造温泉」で停車することを知りました\(^o^)/
そこで、乗るときに、「松江駅」から「玉造温泉」に変更することを運転手さんに言って、
乗り越し料金100円を支払いました。これでOK。

「玉造温泉」下車
ここはどこ?(@_@;)
当然、「玉造温泉駅」で降ろしてもらえると思っていたら、
何もない、道路脇で降ろされました。

次女は風邪だったので、
ほとんど私が仕切っていたので、
「何で先に調べないの?」と文句を言われました(^^ゞ
タクシーも呼べるけど、次女が地図を調べると、
どうやら、歩いて玉造温泉街まで行けるようです。

歩いていたら、農家のおじいちゃんがいたので、
道を聞いたら、とても親切に教えて下さいました。
「あんたら若いから10分で行けるよ」との言葉に、
ハッスルしました(笑)

しばらく歩くと、道路工事やってる人に
「どこに行くの?」と聞かれ、
そこでも親切に教えていただいた上に、
「川に足湯があるからね」と、
情報までいただきました(^_^)v

割子そば しじみそば

無事に玉造温泉に到着し、遅めのお昼ご飯をいただきました。
名物のしじみはおいしかったけど、おつゆがちょっと辛かったです。

玉作湯(たまつくりゆ)神社
←願いが叶う『願い石』と『叶い石』↓
この2つを合わせてお願いをして、
『叶い石』の方は持ち帰ります。
川の両側にたくさんの豪華な旅館が
立ち並んでいましたが、
よくあるような「土産物屋」は一切なくて、
静かな街でした。

←人が1人歩けるだけの小さい橋。
  でも、立派!

ワラ屋根の井戸
玉造グランドホテル長生閣
ここで日帰り入浴しました!(^^)!

「めのう風呂」があったそうですが、
大浴場にあったみたいで、
出てから知りました。
入れなくて、残念。
でも、露天風呂が気持ちよかったです。

岩風呂 露天風呂
道路工事のおじさんおススメの川の足湯にも入りました。
すっごく熱くて、お風呂に入ったあとですが、お風呂よりも暖まりました(@_@;)
しじみカレー
連続テレビ小説「だんだん」で話題になったカレー。
ドラマでは家庭の手作りでしたが、これはレトルト。

1人前735円と、高いので買いませんでした(>_<)

2日目<5月24日>
日本三大船神事の1つといわれる豪華絢爛大船行列「ホーランエンヤ」。
(あとの2つは宮島の管絃祭と、大阪天満の天神祭)

「ホーランエンヤ」とは、「松江城山稲荷神社式年神幸祭」漢字ばかりです(^^ゞ
簡単に説明すると、城山稲荷の御神霊を船に乗って、よその神社(阿太加夜神社)まで届け、
そこで祭りをして、また帰ってくる、というものです。
9日間に渡って行われる、大がかりなお祭りですが、
私は5月24日の還御祭(帰って来る日)を見に行きました。

10年に1度しか行われませんが、360年の歴史でも近年では雨の「ホーランエンヤ」は今年だけとか?
お昼の12時半の開始を待つ間、カッパを着ててもずぶ濡れでした。

松江の大橋川と4つの橋。
還御祭では川の東から西に船が帰ります。

私は右から2つ目の橋の近くから見ました。

←YAHOO!の航空写真です。

海上保安庁の船、
報道関係の船に続いて、
お清め船が登場して、いよいよです。
右から1つ目と2つ目の橋の間に船が登場。

1つ目の橋に来るまでは、
みんな1列に連なって来るそうです。
(写真で見ました)

数は全部で100隻余り。
この橋間で2往復して、その間に
5隻の船上で、太鼓や歌や踊りが行われます。

その掛け声が「ホーランエンヤ」に
聞こえるところから、
この祭りの名前が付いたそうです。

踊っているのは、みんな10代の男の子。
先頭の男形は決まっていましたが、
女形は動きが男の子っぽい子もいましたから、
あとで10代の男の子と聞いて納得しました。
いつもは普通の男の子ですが、
1年かけて練習するそうです。

12年に1度の行事の伝統の継承は
とっても難しいでしょうね。

でも、どこもきれいに揃っていて、
迫力がありました。男の祭りです。

5隻を載せます。


歌舞伎姿の男形…決まってます。

↓女形の方は、イナバウアーのようで、キツそうです。
  船は揺れるので大変だと思います。

どうやって橋をくぐるのかと思っていたら…

あっという間にポールを降ろして、
橋をくぐって行きました。
右から2つ目と3つ目の橋の間に船が移動。
ここでまた繰り広げられます。

この写真は、2つ目の橋の上に移動して、
写してみました。
どこも人がいっぱいです。

3日目<5月25日>
帰りのバスは「朝9時30分松江駅発」と思いこんでいましたが、
9時前になって確認したら、なんと9時10分発!!
キャ〜!でも、9時に駅に到着したので、無事にバスに乗ることができました。
こんなミスは考えられないです(-_-;)

休憩で立ち寄った大山PA

牛乳がおいしい大山。
可愛い包装だけど、味は本格的。

<最後に>
方向音痴だけど、計画はしっかりの私ですが(?)、今回はミスの連発でした。
それにも負けず、楽しむことができました。
10年後のホーランエンヤも行ってみたいし、お祭りにもとっても興味が湧いたので、
全国いろいろなお祭りを見に行きたいと思いました。

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