2008.01.13〜15 北京(中国)

1日目 天壇公園・京劇観賞
  2日目 明の十三陵・万里の長城
  3日目 天安門広場・故宮博物院

<最初に>
北京オリンピックは2008年8月8日8時に開会式開幕。
そのため、連日のように「中国」「北京」の名前をニュースで聞かない日はないように思います。
オリンピックは見に行けないけど、以前から「万里の長城」が見たいと思っていたし、
安いツアーを見つけたので、友人と2人で思い切って行ってきました。

なぜ安いか…それは、今、北京がとっても寒い季節だからだそうです。
緯度は日本の秋田くらい、1月の平均気温は-5度。
ただし、降水量が少ないので、雪の心配はいらないようです。

1日目<1月13日>

関西空港出発
海外旅行は3年3か月前の韓国旅行に続いて2度目です。
10:00発の飛行機に乗るので、関空には8時集合。
そのため、4時に起きて始発電車に乗って行きました。長い1日のスタートです。

通貨
関西空港で「円」から「元」に変えました。
20,000円が1,100元になったので、ずいぶんと価値が減った気分でした(^^ゞ
なんだか今回は出発までバタバタしてしまいましたが、無事に飛び立ちました!(^^)!

時差初体験
中国との時差は1時間。
10:00の飛行機に乗り、北京空港到着時刻は日本時間では13:30ですが、
時差が1時間あるので、飛行機の中で、時計を1時間戻しました。
ですから、北京到着時刻は12:30
機内食をいただいて、しかも1時間戻っているので、
北京での観光時間が増えて、とってもラッキーな気分でした♪

でも、浮かれてばかりはいられません。
機内では、「入国カード」「健康申告書」「税関申告書」の3枚の用紙に記入しました。
韓国旅行の時は旅行社に書いてもらいましたが、有料(4000円くらい?)なので、
今回は自分で書くことにしました。
ガイドブックをコピーして参考資料として持って行っていたので、何とか書けました。
※実際に入国に必要なのは「入国カード」だけでした。それ以外は北京出国時に必要でした。

機内食
紙コップ、お箸袋、シュークリーム、スナック菓子の
パンダが可愛い〜〜♪
 
北京空港到着
飛行機が着陸するとタラップから、
直接、中国の大地にいきなり降りました。
思い切って深呼吸!息がとっても白かった。

シャツ、綿シャツ、セーター、フリースのジャケット、
←合計4枚で、着ぶくれていますが、
この後、さらにもう1枚、ダウンジャケットも着ました。

暖房の入っていないバスで空港まで行ったので、
車内の窓や手すりがとっても冷たかったです。

入国検査で並んでいると、現地の係りの男性が「日本から?」と話しかけて来ました。
なぜか「イエス」答えた私(笑)
あわてて「ハイ」と答え直したけど、とても優しい微笑みで中国の印象がとたんによくなりました(^^)v

そんなのんびりムードもそこまで。
無事に入国できて、荷物を取りに行ったら、6〜7か所もあって、どこから出てくるのかわからない!
日本の飛行機の名前があるところに行ってみたけど、
いつまでたっても私たちの乗った飛行機の便名は出て来ない…
待っているところが違うことがわかり、無事に荷物を受取って集合場所に行ったら、私たちが最後でした。
ツアーの方に迷惑をかけてしまいました…焦ったせいでとっても暑い(^^ゞ

ツアーの人数は33人。大型バスで移動します。
40才くらいの、現地のベテランガイドさん(男性)が、案内して下さいました。
ガイドさんは中国に対して厳しい発言もあり、興味のある話が多かったです。
(思い出しながら書いていきます)

高速道路の料金所
ガラス越しなので、ちょっとわかりにくいのですが、
屋根が中国っぽいです。
色も鮮やかでした。

観光バスの最前列は特等席ですが、誰も座ってはいけないとガイドさんに言われました。
事故が多く危険なのと、北京の交通事情を見てると怖くなるからだそうです。
最後尾の座席も、追突される心配があるから、空けておくように、とのことでした。

また、今、中国は旧正月の「年末」にあたるので、
スリに気を付けるように、バスを降りるたびに言われました。

天壇公園(世界遺産)
天壇公園の門
ここから入りました。
門を抜けると、奥がこんなに広い!
300mも歩いて移動しました。
圜丘壇
冬至の日に皇帝が五穀豊穣を祈った大事な場所。
数字の9は中国では縁起のいい数字で、
敷石などの配置は9に従っているそうです。
天に直接祈るため、建物はありません。
皇穹宇(皇帝の位牌を安置した場所)
でも、ここがメインではないのです。
この先、また歩いて移動です。
また300m?…覚えていません。
ここがラストの祈年殿
皇帝が毎年豊作を祈ったところ。
三段の円形石壇の下から見上げたところ。
祈年殿前の石彫も凝っていました。

北京市の面積は、日本の四国とほぼ同じぐらいだそうです。
どうりで広いわけです…

茶芸店
お茶の試飲をしました。
1.お茶を入れてフタをして 2.ひっくり返す 3.右の茶碗で残り香を楽しむ

「茶芸」と呼ぶに相応しく、目の前で急須を温めては流して、新しいお茶を入れて…を器用に繰り返して、
ジャスミン茶など4種類くらいを、少しずついただきました。
そのあと、お茶の販売があって、私が買わないので見ていませんが、かなりしつこかったそうです(^^ゞ

「四川飯店」にて、四川料理

次々にたくさんのお料理が出てくるのですが、とにかく炒めてあります。
ご飯も大皿にドカンと盛ってあります。
楽しみにしていた本場の「麻婆豆腐」は、辛いのなんのって!
お豆腐3切れを食べただけで、口の中がヒリヒリしました。

どれも最初に少しずつ取って食べたら、次にもう1度取る気にならず、
食べるものがなくて、これで朝までもつかな?と不安でした。。。
お箸は四角くて長いので持ちにくいし、強烈な緑色(^^ゞ

屋台
夕食前に撮りました。
屋台がずら〜〜っと並んでいます。
夜になるとこんな感じ。
おいしそうな匂いが…しない! なぜ?
何か不思議な匂いが漂っていました。

ウワサには聞いていましたが、本当にサソリ、イモ虫、バッタ(イナゴ?)などを売っていました。
ムカデは串に刺す前の状態で売っていました(アップですみません)。

ちょうどサソリを買う人がいたので見ていたのですが、
注文を受けてから、タレに漬けて焼いてくれるので、焼きたてが食べられるようです。

京劇観賞(梨園劇場にて)
役者さんが化粧をするところをロビーで公開していました。
化粧と衣装はすごいけど、舞台は超簡単なセット。
言葉はわからなくても楽しめる、と聞いていたので、
翻訳付きのヘッドホンなしで観劇しましたが、
わかりませんでした(~_~;)

←男性も女性もすごく高い声で、
男性の声は「エンタの神様」の小梅太夫に
とってもよく似ていました(笑)

↑2つ目の出し物は、相変わらずストーリーはわからないけど、
後半のアクロバット混じりの活劇はなかなか楽しめました。
1時間で3900円、舞台の写真撮影はOKでした。
 
華潤飯店(2泊ともここです)に宿泊
飯店、というのはホテルを表すようです。
部屋が20階なので見晴らしがよかったです。
四ツ星ホテルなので、清潔ですが、
お水は、もちろん沸かして飲みました。

ただ、お風呂のお湯の出が悪くて、
暖まることができませんでした。
シャワーのお湯は、かすかにしか出ないし、
トイレの水はチョロっと流れてオシマイ。
でも、降水量の少ない北京だから仕方ないですね。

←ホテルのロビーです。ホテルの全景は撮れませんでした。

2日目 明の十三陵・万里の長城 へ

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