2012.12.12〜13 小豆島(香川)

1日目 日生港〜小豆島(寒霞渓・岬の分教場・エンジェルロード)

2日目 小豆島(土渕海峡・平和の群像)〜高松港・鳴門

<最初に>
子供の頃から何度も読んでいた壷井栄:作『二十四の瞳』の舞台である小豆島に行ってみたいと
ずっと思っていましたが、今回、かないました\(~o~)/

1日目<12月12日>
京都からのバスツアーがないので、大阪集合のツアーで行くことにしました。

 集合場所が梅田芸術劇場
 大阪駅の御堂筋北口からの行き方が何通りもあって、しかもどれもわかりにくいので、
 Yahooの知恵袋で調べたら、
 「大阪なんだから、誰かに聞いたらいい。想像以上に親切に教えてくれる(笑)」とありました。

 大阪駅に着くと、御堂筋口はすぐにわかったけど、御堂筋北口がわからないので、 店員さんに
 御堂筋北口はどこですか?」と聞いたら、すぐに教えてくれて、逆に
 「どこに行くのですか?」と聞かれました。
 「梅田芸術劇場です。」と答えると、梅田芸術劇場までの行き方も教えてくれました。
 やはり想像以上に親切でした(笑)

無事に集合場所に行けてホッとしました。
あとは楽しい旅〜♪、と思っていましたが、今回の旅行は、
各地での時間配分に不満があって、残念に思うことがたくさんありました。

日生(ひなせ):(フェリー待ち60分)

岡山県備前市まで、バスはスムーズに来ました。
フェリーは2時間に1本くらいしかないので、
ここで1時間待ち。

何もないところですが、適当に散策しました。
お天気が良くてよかった(^^)

日生港から小豆島の大部港まで、フェリーで60分。とっても穏やかな海です。

小豆島の大部港に到着。

寒霞渓(かんかけい):(滞在時間60分)
バスで寒霞渓の頂上の展望台(標高612m)まで行きました。
ロープーウェーに乗る時間まで、待ち時間が60分あったけど、
頂上は狭いところなので、ちょっと時間を持て余しました(^^ゞ
シーズンオフのせいか、瓦投げの瓦を売っている店も閉っていました。

展望台から見た景色
一億円の快適トイレ(平成2年建設)

22年前としては珍しい冷房、床暖房、
ウォシュレットなどの設備付き。
しかもこんな山の上なのに、です。
とてもきれいでした。

ロープーウェーから見た景色
寒霞渓は、火山活動によりできた奇岩や岸壁で、
日本三大渓谷美と言われています。

←紅葉の季節だとこんなにキレイ!

※画像は寒霞渓のHPから拝借しました。

岬の分教場:(滞在時間20分
「二十四の瞳」の舞台となった田浦分校。
昭和29年松竹映画「二十四の瞳」(監督:木下恵介/主演:高峰秀子)のロケに使用されたそうです。

海の近くにポツンと建っている学校を
想像していましたが、
実際はいろんな建物に囲まれた中にありました。

でも、校舎の中は昔のままでした。
(作られたものではなくて、当時のまま)

教壇と紙芝居 小さな机と椅子。後ろに貼られた児童の絵もそのまま。
1,2年生の教室 木造校舎がなつかしい

滞在時間が20分では短すぎる!
でも、次はもっとびっくりしました。

道の駅 オリーブ公園:(滞在時間20分
この広大なオリーブのテーマパークで滞在時間が20分?!

ツアーの他の人たちは、オリーブ油のお土産を見ていたけど、私と友人は外に行きました。

夕暮れ迫る中、ここを駆け降りて、右に曲がり、走った!(笑)
オリーブ公園のシンボルともいえる、ギリシャ・ミロス島から贈られたこの風車を見なくっちゃ!
無事に記念撮影できました(^^)v

最初の予定では、今日のスケジュールはここまででしたが、
海の潮の加減で、エンジェルロードは、今日のスケジュールになると発表されました。

もう4時過ぎなので、日が暮れるのではないかと誰もが心配しましたが、
添乗員さんによると「日が落ちるときのエンジェルロードは素敵ですよ」とのことです。

千枚田
バスは海から離れ、山の方に行きました。
千枚田の車窓見学も、
今日のスケジュールになったとか…
え〜(?_?)
まだ外は見えるけど、もう日が沈みそう…

エンジェルロード(天使の散歩道):(滞在時間20分)
1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道。
大切な人と手をつないで渡ると幸せになれるというジンクスがあり、映画のロケ地としても使われています。

あ〜あ、日が沈んでしまいました(-"-) どんどん暗くなります。
カメラを操作していたら、かろうじて明るく写ってた! でも、実際には真っ暗。

時間の限られたツアーとはいえ、あまりにも残念だったので、
オリーブ公園とエンジェルロードだけは、ぜひもう1度行きたいと思いました。
千枚田に行かなければ、明るいうちにエンジェルロードに行けたのに…(T_T)

ホテルグリーンプラザ小豆島に宿泊
古い旅館でした。

でも、食事「瀬戸内会席」はとってもおいしかったので、テンションアップ。
お土産にそうめんもいただきました。

夕食後は、お餅つきイベントがあり、私も初めてお餅をつかせていただきました(^^)

全然、腰が入っていません(笑) でも「ペッタン」という音がすると嬉しかったです。楽しかった♪
つきたてのお餅をいただきました、 オリーブサイダーとオリーブお茶。
お茶は渋かった(^_^;)
露天風呂もあり、
とても気持ちのいい温泉でした。

※画像はホテルのHPから拝借しました。

深夜、なぜか友人と2人とも目が覚めたので空を見たら、流れ星を見ることができました\(~o~)/
後で知ったのですが、ふたご座流星群がピークの前日だったからかもしれません。
ラッキーでした。

2日目<12月13日>

朝食のバイキング

小豆島の名物の佃煮が多数揃えてあり、
ちょっと塩辛いけど、おいしい朝食でした。

朝食後はホテルの周囲を散策。

ホテルの前にあるパターゴルフ場を降りて行くと、
海に行くことができました。

昨日よりずっと気温が上がって、
暖かい日になりそうです。

土渕(どふち)海峡
最狭幅は9.93mで、ギネスブック認定の世界一幅の狭い海峡だそうです。

手延べそうめん館

そうめん作りの実演のあと、
試食させていただきました。

冬でもそうめんはおいしかった(^^)

カボチャのオブジェかと思ったら、本物のジャンボカボチャでした。

小豆島は至るところにオリーブの木がありました。
添乗員さんに教えてもらったのですが、「ハート形の葉っぱを見つけると幸せになれる」そうです。
見つけました\(~o~)/

これは普通のオリーブの葉っぱ。尖っています。 左は私が見つけたもの、ちょっといびつ(^^ゞ
真ん中はツアーのオジサンにいただいたもの、
右は友人が見つけたもの。

平和の群像
大石先生と12人の児童の銅像の子供たちの表情はとても輝いていました。

「二十四の瞳」の簡単なあらすじ

 1928年、師範学校を卒業したばかりの大石久子先生は、島の岬の分教場に赴任しました。
 そこに入学したのは12人の児童(男子5人、女子7人)、二十四の瞳です。
 やがて大石先生は本校に転任しました。

 1932年、子供たちは5年生になり、本校に通うようになり、新婚の大石先生と再会しました。

 1934年春、戦時教育に疑問を持った大石先生は教え子たちの卒業とともに、教職を辞めました。

 1946年、夫、母親、末娘を亡くした大石先生は再び教壇に復帰しました。
 12人の児童と大石先生は再会。
 貧しさや、戦争で亡くなったり、失明したり、それぞれに時代の傷を背負って大人になっていました。

小学生のときには子供の気持ちで読み、
時代の経過とともに先生の立場で読むようになり、
今では再び教壇に立った先生の年齢を超えました(^^ゞ

二十四の瞳…2億4千万の瞳を思い出しますか?(笑)

オーキドホテルにて昼食
朝食のバイキングから時間がたってなくて、
お腹がいっぱい…

でも、おいしくいただきました。
食後のコーヒーもおいしかった☆

小豆島の池田港から高松港へ、フェリーで60分 穏やかな海です。
なつかしい高松に到着〜♪
昨年の7月に行きました)

でも、通過しただけです(T_T)

高松から高速で徳島の鳴門に行きました。
鳴門もなつかしい〜♪(
3年前の7月に行きました)

大鳴門橋 3年前には この看板はなかったかも?
さて、45m下の海で、渦は巻いているでしょうか? この通り…全然巻いていませんでした。
←本当はこんな感じで見えるはずでした。
※展示してあったポスターを撮影したものです。
添乗員さんが「巻いています」と言ったから
オプションで参加したのにね〜…

でも、気持ちを切り替えて、
遊歩道の道のりの450mをウオーキングのポーズで
歩いて帰ることにしました(笑)

「踊る阿呆に見る阿呆、
 同じ阿呆なら踊らな損々…」
今回も写して来ました(^^ゞ

<最後に>
待ち時間が長かったり、滞在時間が短かったり、不満の多いツアーでしたが、
一緒に行った友人の“楽しく過ごそう”という意識のおかげで、私も楽しむことができました。

友人とは鹿児島にも行けて、今年2回も一緒に旅行できました。
来年からはどうなるかわからないけど、良い思い出ができました。

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