2020.10.15 あわじ花さじき(兵庫)・大塚国際美術館(徳島)

日帰りで大塚国際美術館に行って来ました。

新型コロナウイルス感染症予防による自粛のために旅行は控えていましたが、
Go To トラベルキャンペーンが実施されたことにより、
まず近場から、ということで、日帰りで大塚国際美術館に行って来ました。

バスの集合場所に行くと、乗車前に検温と健康チェックシートの提出、
バスに乗り、ステップを上がったところで、手にアルコール消毒をしました。

車内では、プリント類を添乗員さんから直接受け取ることはなく、座席に置いてありました。
ビニール袋の配布もないし、ゴミの回収もしないそうです。

バスの人数ですが、ガラガラ…ではなくて、34人!
添乗員さんによると、ツアー客はずいぶん戻ってきたそうです。

あわじ花さじき(兵庫県淡路市)
2014年9月に郷ひろみさんのコンサートで高知に行った帰りに立ち寄りました。
そのときも良いお天気でしたが、今日も快晴!!

赤いサルビアが満開
今回もコスモスがまだちょっと早かったです。

展望台もできていました。

グランドニッコー淡路(旧:ウェスティンホテル淡路)(兵庫県淡路市)
10月1日にグランドオープンしたばかりのグランドニッコー淡路でランチビュッフェでした。
ビュッフェは不安でしたが、レストランの入り口で検温とアルコール消毒、
お料理を取りに行くときは、必ずマスクと手袋を着用でした。

ランチビュッフェ 手袋(^^;
お花のような椅子が可愛い♪

大塚国際美術館(徳島県鳴門市)
大塚国際美術館は11年前(2009年7月)にも行ったことがあるのですが、
その後
イタリア(2015年9月)や、フランス(2017年11月)に行って本物の絵画を見て来たので、
ぜひ、もう1度大塚国際美術館に行ってみたいと思っていました。

建物は5階建てですが、このあたりは2階までしか建てられないため、
まず山を崩して地下1階〜3階を建て、山を埋め戻してから地上2階を建てたそうです。
だから、玄関だけ見ると、1階のように見えますが、ここが地下3階になるそうです('_')

長〜いエスカレーターに乗ります。

入館料は大人3300円と高額ですが、
小・中・高生は550円とお得になっていました。

(高校生が団体で来ていたので、
 つい料金を見てしまいました)

今回は、専門のガイドさんに約40分の見どころを説明してもらい、その後は自由行動でした。

ミケランジェロ「システィーナ礼拝堂壁画・天井画」
一番見たかったところです。

2015年9月にバチカン市国に行ったときに本物を見ましたが、今回、入った瞬間に「ああ…違う」と思いました。
あんなにも大勢の人のいる沈黙の中で見たものと、ガイドさんの説明を聞きながら
ザワザワ見るものとでは、全く違って、少しがっかりしました。

でも、一昨年、この場所で米津玄師が紅白で歌ったのを見たときは、感動しました。

ジョット「スクロヴェーニ礼拝堂壁画」

モネの「大睡蓮」

ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」

左のカップルは「風の神」で、生まれたばかりのヴィーナスに風を送っているそうです。
白い息が見えます。素晴らしい出来栄えですね。

最初は絵のつなぎ目(大きな陶板はつないである)が気になったのですが、
だんだんと気にならなくなりました。

ボッティチェリ「春」

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」と春 も、2015年9月イタリアのウフィッツィ美術館で本物を見ました。
でも、こちらの方がきれいなくらいです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」
2015年9月イタリアのサンタマリア・デレ・グラッツェ教会で本物を見て、本当に感激しました。

高いところにあったのですが、こちらでは目の高さで見やすかったです。

修復前
修復後

修復というより、元の絵に復元したのだそうです。
絵の傷みを何人もの画家が塗り重ねて修復しているうちに、
元の絵と変わったところがあるので、あとで塗ったところを剥がしたそうです。
すると、修復前と違うところが何ヶ所か出てきたそうです。

修復前 修復後

修復後、つまり本来の絵では、キリストの口はうっすら開いていたそうです。
この違いは大きいですね。

専門のガイドさんに付いて行くのはここまででした。
ここからは自分たちで歩くので、
2017年10月にパリのルーブル美術館で見たものを探しに行きました。

レオナルド ダ ヴィンチ「モナ・リザ」
ナポレオン1世の戴冠式
本当にきれいです。
ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」

以前に見たものが目の前に蘇ってきました(#^.^#)

次に気になったのは友人と2009年7月にこちらに来たときに見て楽しかった絵画たち。

今回も人が途絶えるのを待って

大急ぎでパチリ!

ピカソ「ゲルニカ」
349.3p×776.6pの大作で、
以前はカメラに収まりきらなかったですが、
今回はデジカメでもスマホでも撮れました。
トロンプ・ユイユ「だまし絵」 なじんでます!

最後に…
大塚国際美術館 開館20周年記念 ゴッホ「7つのヒマワリ」

ガイドさんにいろいろ参考になるお話も伺えてよかったのですが、
一足飛びに移動するので、あとでどこに行こうか迷ったので、
じっくりと下から見て回る方が良いかな?とも思いました。

バスツアーでしたが、女性の1人参加の方が7〜8人いらっしゃいました。
入館料と交通費を考えると、本当にお得です。しかも3時間たっぷり大塚国際美術館に滞在です。
もしかしたらリピーターの方かもしれませんね。

それにしても、久しぶりの旅行で、胃腸薬は忘れるし、
朝、出かけるときに腕時計がないので、慌てました。
たしかバッグに入れといたはずだから、と電車の中でゴソゴソ探してたら、
いつ付けたのか、自分の左腕にしっかりと付けていました(;'∀')

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